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田村ゆかりさんのニューアルバム『Candy tuft』を聴いた

0. はじめに

ゆかり王国の人から『ニューアルバムが出るんですよ、私がお金を出すので聴いてください』と普及されたので、ありがたく手に入れました。

ちなみに私は田村ゆかりさんの曲は「おしえてAtoZ」「fancy baby doll」「あのね Love me Do」が好きで、武蔵野の森ホール(でしたっけ)のライブに一回行った程度のニワカオタクです。


田村ゆかり「Catch me Cats me」Short Ver.

 

私が手に入れたのは、セブンネットの限定ブロマイド付きのアルバムです。

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ポーズが可愛い田村ゆかりさん

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限定ブロマイド!

 

1. 曲の感想

 1. Only oneのあなたのせいよ

 「あっ可愛い」が最初の印象。夏らしくて爽やかで、まっすぐな恋をしているキラキラした女の子女の子している曲で、「これ、絶対いいアルバムなんだろうな……」と序盤からワクワクが止まらなかったです。サビの最後が「好きよ」で終わるところが、さりげなく、でもきちんと主張しているそれで、でも決して押しつけがましい『好き』じゃない感じが惚れました。一緒に歩いていたはずのゆかりんがいきなり半歩先に歩き出して、そして突然振り向いて「好きよ」と言ってくれた姿まで想像できた。ありがとう。

 

2. BITTER SWEET HOLIDAY

 これも「可愛いな〜〜」という感じです。歌詞としてはやきもちしまくってる女の子のイメージが正統派なんでしょうけど、遊んでくれない飼い主を眺める猫目線みたいにも思えて、いじらしくて可愛いな〜〜になりました。「こっちむいて もっともっと抱きしめて」みたいな歌詞って、どうしてもねっとりした感じor情熱的に歌いがちの人が多い気がするんですけど、ゆかりさんはそこのバランスが絶妙にうまくて可愛いなと思います。

 

3. Under Lover

 曲のテンポが好き。あとこれは歌い出しの言葉遊びがめちゃ面白いです。「WideでLongでZoomでUpで私を見つめて」って、要するに他の歌詞も踏まえて考えると「逸らさずずっと私のことを見ててよね」って暗黙的に伝えているんだと思うんですけど、ストレートに言い出せない関係性なんでしょうか。そういう微妙な駆け引きをしている感情を、押し付けがましく歌っていないところが好きです。

 

4. 嘘

 アルバム初のバラード。「あっこれはいいやつや……;;」と歌い出しから失恋の予感が半端なくて、よかったです。声に感情を乗せるのが上手い人ですねゆかりさん……。

 「誰かとキスをしたあなたでもいいから」「あなたを好きじゃない 私になれるなら」のあたりの歌い方はハートを100%持って行かれました。もう意中の人はこちらを振り向かないことが確定しているのは、確実にわかっているし、自分としてももう身を引くつもりはあるんだけど、それでもやっぱり離れたくない自分もいる。けれどそんなことを言ったらもっと心が離れちゃう……、といった絶妙な乙女心を歌い上げていると思いました。しっとり切な系バラード、好きです。

 

5. 新月のpollen

 私の中の田村ゆかりさんは大きく分けて主に2種類あって、一つはキラキラ爽やか可愛い女の子のイメージと、もう一つが健気にずっと生きていく不器用な女の子イメージがあります。この曲はまさしく後者のイメージにピッタリ当てはまっていて、「あー田村ゆかりさんといえば、こういう感じよね」と思わせてくれる正統派バラードでいいと思いました。これ何かのアニメのキャラソンじゃないかな?ってぐらいにストーリーも感じられてとてもいいです。

 

6. Bad eclipse

 最初のメロディーがとにかくかっこいい。前の曲からかなりイメージ変わりすぎなんだけど、どんどん引き込まれて聴いている方もワクワクしてくる。このアルバムの中では間違いなく2番目に好き(1番はこの後に出てくる曲です)

 サビの「溶けそうだ」のあたりも最高にクールなんだけど、「それともいじらしい あなたは距離が上手」〜「口にさえしない」のところが、すっごい妖艶でドキドキした。なんやこれ。わ、私は女やぞ、って一瞬焦るんだけど、それ以上に田村ゆかりさんの歌い方が、すっごく魅惑的で、挑発されている感じがいい。やばいぞ。「狂わせて だんだんだんだんだんだんと」もやばい。こっちが狂うわ。

 あと普及してくれた王国民から、「最初は歌詞カードやブックレットを読まず、全部通して聴いてください」と言われていたため、「燃えそうだ」のところを最初「漏れそうだ」と勘違いして、「なんてえっちな歌詞なんだ……///」とドキドキしました。心の中に中二男子を飼っていてすみません。

 

7. 涙のち晴れマーク

 新月のpollenの項目でも書いたんですけど、これは私の中の田村ゆかりさんの爽やかキラキラまっすぐ女の子イメージ曲で良い。「早く早く私を見つめて」の歌い方がすごくいい。あとタイトルからもなんとなくわかる通り、この曲の中の女の子は天気みたいに不安定ながらも、力強く生きている感じがあってすごくいいです。聴いていて元気が出ました。田村ゆかりさんが以前に演じた『ひつじの涙』という主人公・蓮見圭ちゃんを彷彿して、なんとなく懐かしさすら覚えました。そういう、『なんか懐かしくて可愛い青春を思わせてくれる感じ』をリスナーに抱かせてくれるの、いいです。

 

8.  Catch me Cats me

 これは事前に王国民からyouTubeのアドレスを共有されていたこともあり、「あー全体はこういう曲だったんですね」とわかりを得た感じがありました。

 可愛いっすよね。「いつまでも幸せを頂戴」のあたりは、なんかもうずるいです。こんな誘われ方?歌い方?されたら、断れないじゃん、みたいな。それで「好きすぎて」って繋がるんだからずるいなあと。「ほらどうせ一番はあなただもの」とか、あーーーやっべえよ、俺が幸せにしないといけないって思います(既婚者女性小並感)

 

9. 楽園巡礼 〜Pligrim of Eden

好き!!!!!!!!!!!!!! これ、全員聴いたほうがいい!!!!!!

これ、歌詞も秀逸で本当にやばくて全部の魂を持っていかれるかと思いました。

まず歌い出しの「どんなに愛を責めても」で「お???」となる。「花弁(はなびら)があるうちは幸せに騙されるわ」のあたりで「おおおおお???」となりました。

歌詞の世界観もタイトルの意味も、はっきり言って正直よくわからないんですけど(理解度が低いオタク)、それでも聴いているうちになぜかよくわかる感じになっていて、「ええ……なんかよくわかんないけどすっごい切ない感じがある……どうした……どうした……」って無性に泣きたくなるぐらい感情移入してしまいました。

もう少しきちんと噛み砕くと、「絡まって枯れるだけの早まった夢を見てる」の歌い方は本当に破壊力がすごくて、「どうした!!!!?!?!??!いやどうもこうもしてないんだけど!!!!すっごい、心臓を持っていかれちゃう。やばい……。」とリアル語彙力喪失オタクになりました。

対の歌詞の、「躊躇ってふれる場所に間違った痕も残る」のところの韻の踏み方も最高でした。なんでこんなにしっとりと、歌い上げられるんですか……?

その歌詞のあたりまでくると、あーきっとこの歌詞の人は、禁じられた恋か絶対叶えられない恋をしてしまったのかな……などと色々とストーリーが頭の中を駆け巡ります。

「こんなに愛が哀しい 心はまるで窓のない部屋だから」のあたりは、「あっ……ストレートに言葉も紡げなくなったぐらいに愛に心を痛めている、切ない系の女の子が主人公のストーリー観てる私……;;」と無性に泣きたくなりました。

 

10. La La Love call

  これも正統派ゆかりん、という曲という感じでした。爽やかキラキラまっすぐ女の子。だけど、なぜか最終回みたいな寂しさをそこはかとなく感じられました。

 田村ゆかりさんの歌う「君」の響きって、すごく可愛いんですけど、妙に切なさを感じるの、自分だけかしら。なんだか何かに置いていかれる男の子の気持ちを味わっています。でも爽やかで明るい曲調で、アルバムの最後を締めるのにふさわしい曲だと思いました。

 

総合

すきランキングをつけると、

 

1. 楽園巡礼 ~Priglim of Eden

2. Bad eclipse

3. 嘘

 

です。特に「楽園巡礼 ~Priglim of Eden」は耳が癒されて、ずっとリピートしていました。

 

今まで田村ゆかりさんを応援してきた王国民の皆さん、本当に最高に嬉しかったんだろうなあと素人のオタクも思える、珠玉のアルバムでした。