みたぬメモ

地味にメモ

おもしろ同人誌バザール神保町に初参加&出展してきた話

2022年11月6日の日曜、こちらのイベントに初参加&初出展してきました!

あとで読み返す用に所感を書いていきたいと思います。

hanmoto1.wixsite.com

 

参加動機

以前ブログにて、「コミケ参加は100でひとまず終わりにする。今後は他のイベントを見てみたい」という気持ちを書きました。

srknr.hatenablog.com

そして今回たまたま『おもバザ』のイベントをTLで見かけ、滑り込み参加申し込みを決めました。

おもバザはコミケでいうところの評論島に特化したイベントに思え、自分の趣味や頒布物とも親和性が高そうであること、神保町は自分が住んでいるところからアクセスもいいし、一度は歩いてみたかったという気持ちがありました。

何か作りたいというよりもイベントに出てみたいという気持ちの方が強く、今回は新刊は用意しませんでした。

 

出展者目線で思ったこと

全体的に準備がゆるくて楽

申し込み段階でサークルカットを用意しなくて済んだり、あれやこれやを読み込む量も少なく、わりとサクッと申し込めた気がします。

 

当日も全体的に楽でした。まず、会場(ベルサール神保町)へのアクセスが便利でした。会場選定が本当にありがたい〜。

ビックサイトもそこまでアクセスが悪いとは思いませんが、イベント当日に電車に乗っている人・公道を歩く人の数は桁違いなので、そういった意味でも利便性を感じました。(でも私が晴海近くに住んでいたら感想が違うのかもしれない)

貸し会議室ビルなので空調も効くし、お手洗いも近い。建物も新しくてテンションが上がりました。

 

次に受付。

出展者は朝9:30から10:50までに会場入りすればいいとのことで、コミケの早朝スケジュールと比較すると「やはり楽だな〜」と思いました。(繰り返しになるけど、コミケは人の出入り数と規模が段違いなので、比べることは違うとは思いつつ)

あとコロナ禍だからかはわからないけれど、おもバザは事前に出展者証の配布はなく、当日受付で一般参加者共通のパンフレットをもらうだけでした(パンフレットが通行者証代わりになる)

あと受付といってもスタッフさんからパンフレットを渡されただけで、特に名簿チェックもなく会場入りできました。逆にこんなにゆるくていいのだろうか……。(でも朝に出るときに、持ち物確認でバタバタする手間が省けるのは大いにありがたいです。)

さらに言えば見本誌提出もなく、基本的に出展者の善人性を信頼してくれているんだなと思いました。

 

イベントの客層

30~60代の人が多い印象でした。『何かしら特定コンテンツのガチオタクです!特定の本だけ買いに来ました!』という人たちではなく、色々なものに一通り興味を持っている人が多いという印象でした。

特に私の頒布物の場合、タイトルが長い+表紙もシンプルなものが多めなので、コミケだと素通りされやすいんだけど、おもバザは机の前に立って「ふーむ、このタイトルはどういうこと?」とコミュニケーションしていってくれる人が多いと感じました。

(ただしコミケはスペースが狭く人通りも多いので、迂闊に立ち止まりにくく、そうしたくてもできない人はいるとは思う)

ただイベント終わりぎわに隣スペースの人と話したところ、「結構目が肥えている人が多いのか、他イベントより捌けにくかった」と仰っていました。むずかしい……。

 

購入者目線で思ったこと

ざっと見、グルメや旅行を中心とした評論が多いな〜と思いました。逆に言えば技術評論や何かしらの分野のノウハウ本は数が少なく、そういったスペースには人もあまり寄っていなかった印象があります。

あとコミケの評論島で見たことがあるスペースが多かったです。やっぱり被るんだな〜。

そして会場を回るのが楽でした。最初は建物として二箇所に分かれていること、さらに2階・3階と階層をまたぐ案内図に不安にすら思っていたけど、歩いてみれば空間にもゆとりがあって吟味しやすい。ディスプレイを凝っているスペースも多く、見ていて楽しかったです。

 

一方で気づいたコミケの良さ

コミケとばかり比較していたけれど、コミケって改めてすごかったんだなと思えたところも出てきました。

別におもバザ主催さんに対して『コミケを見習え!』と言いたいわけではなく、以前の日記で『コミケは〜』と色々書いちゃったけど、コミケはこういうところがよかったんだなというか、自分はそれらをあたりまえに受け取っていたけどあたりまえじゃなかったということに気づけたので、忘れずに書いておきたいと思います。

 

ゴミ箱設置

お茶の容器を捨てようと思いビル内を歩いたけど、ゴミは全部持ち帰り。ここで初めて「あっ! そういえば他のイベントって大体ゴミ箱がない!」と気づき(思い出し)ました。

コミケだとだいたいどこかしらに大きなゴミ箱が設置されているのですが、それって本当にすごいことだったんだなと。

ゴミ箱設置(と回収)料金は出展料に加算されているのかもしれないし、設置しなかったらポイ捨てがたくさん生まれるからといった理由があるのかもしれないけれど、それでもやっぱりコミケってすごいと思いました。

 

会場内BGM

書くかどうかちょっと迷ったけど、設営準備しているときに、会場内スピーカーから正直に言えばあまり好きでないタイプの音楽がずっと流れていました。どうも主催者さんが個人でやっているバンドの曲っぽい……? 

そのため設営中はヘッドホンをずっとつけることにしたものの、これが開催中にずっと流れていたらキツイなとちょっと思いました。(確かイベント中はBGMは鳴ってない)

 

二次創作イベントで公式アニメの主題歌を流すのとは毛色が違うし(それはそれでJASRACといった違う問題は起きるかもしれないけど)、本音を言えば少しモヤっとしました。

ただ一方で、主催者さんらのイベント開催に至るまでの労力を思えば、好きな音楽を準備中に流すぐらい『まあ、いいかな』と思う自分もいる。

この『まあ、いいかな』という感情は積極的にOKというわけではないけど、本当に『まあ、それぐらいなら』的な。これがもっと強めのプロパガンダ行為、たとえば『こちらは私が所属している宗教団体の公式メシアソングです! 聞いてください!』とかであればその場で帰るけど、自分がヘッドホンをつけていれば問題ない範囲で収まったので、まあ(強い被害も出ていないし)いいかな〜という気持ちでした。

そのほかも実はちょっと「ん?」と思うことがあったけど、自主規制しておきます。

 

そして、『コミケってこういうことで意識を取られる必要はなかったんだな』と思いました。

コミケは『特定個人の好み』が全体運営に反映されにくいように見えていて、それは参加者にとってすごく気楽でいられた環境だったと思いました。(事実はわからないけど、末端泡沫サークルからすればそんな風に思っているということです)

たとえるなら、コミケや企業主催のイベントは大都会で、中小の即売会は地方の町というか。

大きいところほどシステマチックになっていて、最初に覚えなければいけないルールはたくさんあるけれど、慣れればすごく気楽に過ごせるし、本当にまずいことさえしなければ人数の多さゆえに後ろ指さされることもない。

一方で、中小は参入こそゆるいけれどそこにある暗黙的な文化に迎合する必要があり、顔見知りも多い中で、そこに馴染めないなら出て行くしかないという雰囲気を持っているというか。一長一短ですね。

 

余談というか

まあ本当にこのあたりってすごく難しい話のような気がしてきた。

営利団体でなく善意で開催してくれている主催に対して、あれしろこれしろと際限なく要求する行為はおかしいと思うし、かといって運営の私物化に歯止めがきかなくなると、自分が巻き込まれたときに自衛できないかもしれない。

コミケを持ち上げてはみたものの、コミケコミケで長年の実績と大規模になったからこそシステマチックできているところもあるだろうし(もちろんその中で何も揉め事が起きなかったとは考えにくいし)、それを他のイベントができるようになるかとかそもそもそこまで続くのか?とか考えだすと本当に難しい。

出展者・参加者だからと言ってなんでもかんでも要求しないようにいたいし、とはいえ運営は運営である程度の節度は持っていてほしい。ということが大事なんだろうけど、いや〜〜〜頭がパンクしそうです。

実際にそういったことで運営が潰れたところもいくつかみてきたので、ここいらは難しい問題……。

 

まとめというかどうでもいい自分語り

うまく言えないけど率直に言えば「ま、こんなものだよね」という感じです。悪くもなく良くもなく。

でも全体的に見たら、コミケの次に出てみたイベント体験としてよかったんだろうな、みたいな。(実際もっと他のイベントに出てみないとこのへんの評価は難しいんだろうけど、でも本当に強い不満も、逆に言えばとんでもない充実感があったわけではない)

 

おもバザではここに書いたこと以外にも色々なことを考えるきっかけに遭遇して、『そもそもどうしてイベントに出てるんだっけ?』『自分の人生にとって、おもしろいと思えるものってなんだろう?』というところを改めて考えさせてもらえました。

 

イベントに参加するときの理想像は『どうしても自分の中にあるこれを表現したい! そしてそれを気に入ってくれる人の元に届けたい!』からの『じゃあこのイベントがスケジュール的にもやりたいことにも合っている! 参加!』となるのがいいんだろうけど、

自分の場合は『人生に一度はコミケに行ってみたい!』からの『じゃあ出展側として出た方がいいよ』というアドバイスを受けて、それがなんやかんや周りの人たちのおかげで惰性で続けることができてしまいました。

最初の目的はとっくに達成しているし、今回は新しいこと探しでおもバザに参加させてもらった……というところだけど、やっぱり自分が求めていた楽しかったとはちょっと違うような気がしていて、はて何をすれば自分は楽しいんだろうとすごく考えてしまっています。

 

そのことと関係あるかどうかわからないけど、

自スペースに立ち寄ってくれたお姉さんと、「ここのスペースに置いてある本、傾向が結構バラバラな気がするんですけどどういうことですか!?w」という話で盛り上がって、「あっこちらの本は私が邪悪なときに作った本で、こちらは心が純粋なときに作れた本です!」という説明をしたら「ああ、だから結構テンションが違うんですね……なるほどこれでシナジーが生まれてるんですね」とめちゃくちゃ納得されて、一方で私も私で「あ、なるほど今の自分は綺麗に見せたい自分と、内側から出てくる負の感情とで今めちゃくちゃ喧嘩が起きていて本当は表現活動どころじゃないのかもな」といったことに気づいてしみじみしました。

やることやろうね、はい。

 

そんなところで今回も締めます。

本当にONE PIECEは常に掲載順が1~3番目だけなのか調べた

Yahoo!newsを眺めていたところ、以下のニュースがピックアップされていたので読んできました。

news.yahoo.co.jp

 

"Hunter×Hunter"の表記に多少ムッとしながら読み進めていくと(ハンターハンターはすべて大文字アルファベット表記が正しい)、さらにモヤっとした説明があります。

●25年のジャンプ史と振り返る『ONE PIECE』の凄さ

 鮮烈デビューとはこのことだろう。1975年生まれのONEPIECEの作者・尾田栄一郎氏は、中学2年のときから海賊をテーマにしたマンガを描き始め、1992年の高校時代に「手塚賞」に準入選。その後、大学を1年で中退し、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の作者・和月伸宏氏のアシスタント時代に出した読み切りマンガ『ROMANCE DAWN』(1994年)を原型として、ONEPIECEを1997年から連載開始。まさかの連載第1作目にして、そこから25年にわたって時代を駆け抜ける、マンガ史上最大級のヒット作を描き続けることになる。

 1997年登場初期から常に(人気順での)1~3番目に掲載されており、『Hunter×Hunter』(1998年3月)や『NARUTO』などの人気作もひしめく中で不動の1位を保ち続けてきた。2010年代に入ってすら『暗殺教室』『僕のヒーローアカデミア』『Dr.Stone』『鬼滅の刃』といった人気作と伍してわたり、ほぼこの15年間ゆるがない位置にあった本作は、2022年現在、エンディングに向けての道筋をカウントダウンに入っている。

 

1997年登場初期から常に(人気順での)1~3番目に掲載されており、

 

『人気順での1~3番目に掲載』って何……?

あ、もしかしてジャンプの掲載順は早いほど人気作っていうシステムを説明したいってこと? なるほど? いや別に人気作だからって前の方に掲載されるとも限らんけどジャンプは……。いやまあ大体は人気作ほど前に掲載されるけど、ジョジョジャガーさんもオオトリ(あるいは周辺)を飾ってくれてたけど超人気だったよ。人気じゃないと前に載らないってわけでもないしこの表現は他の作品に対して超失礼じゃん……主にHUNTER×HUNTERとかにさ(怒ってる)

 

いやそもそもONE PIECEは常に1~3番目に掲載されてない それは真実ではない こういう歴史修整はよくない

(アルコール飲んでいるのでテンションが若干雑)

 

というわけで手元にあった約20年前ぐらいのジャンプを、明日資源ゴミだし解体ついでに眺めます。

 

はいまずは適当に取り出した2001年33号のジャンプ。表紙はONE PIECEです。

ONE PIECEはいつも画面が元気一杯で好きです(最近の絵はちゃんと見てないけど)

さて気になる掲載順は……

1. ヒカルの碁

2. ボボボーボ・ボーボボ

3. 遊☆戯☆王

4. ONE PIECE

 

4位。4位である。(ヒカルの碁は右側列に書いてあることに注意。ページ数を見ること)

ちなみにこのときのヒカ碁は藤原佐為が消えた回で、ボーボボは鼻毛道場編開始。遊戯王は海馬社長がイシズと戦っており、ONE PIECEはナミがアラバスタにてサイクロンテンポを編み出したところです。なかなか熱いですね。

 

『常に』と書いていたので、一冊だけでもONE PIECEの掲載順が1~3位から外れている号を出せば、くだんの説明は棄却されると思っているんですけど、『ONE PIECEが表紙飾ってるしこんなん外れ値やろプギャー』とか言われたら怒るので次を出します。

 

さて取り出したのは2001年23号。なんとMr.FULLSWINGの新連載号です(21年前だったのか……)ちなみにジャンプでは、新連載は表紙&巻頭カラーを飾ることが慣例になっています。

マンキンのアニメ化が発表されたりと熱い号です。

では、見るぞ!!!

1. Mr.FULLSWING

2. ヒカルの碁

3. 遊☆戯☆王

4. HUNTER×HUNTER

5. ONE PIECE

 

読んでくださいエンタメ社会学者、Re entertainment代表取締役 中山淳雄さん……(っていうかエンタメ社会学者って何だろう?)

ちなみにこのときのヒカ碁はsai vs toya koyoという、ヒカ碁の中でも1,2位を争う人気対局をしていたとき。遊戯王バトルシティトーナメント準決勝者を決める戦い前でした。

そして我らがHUNTER×HUNTERはパクノダがリンゴーン空港に単身でやってきてクラピカにジャッジメントチェーンを刺されるという超重要回で、私はこの回における団長の「パクノダ 気づけ!」のモノローグには団長の『いつでも命を投げ捨てられる精神』が見え隠れしているし、それにも関わらずパクノダがジャッジメントチェーンを団長とパクノダに刺すことを了承したときの団長の表情がまさしく失望しているという感じがあっていや〜冨樫先生最高だなって思いますそしてここのクラピカの逡巡が最高だし今というかBW号までに至るクラピカの脆さをよく表している回とも思います(ここまで一口)

そしてONE PIECEはアラバスタにて、麦わらの一味がビビ王女に扮して敵を撹乱させる回でした。ちなみに私はクロコダイルが好きです。

 

酔っ払ったテンションなのでそんなにおもしろいことは書けてませんが、次。

年代飛んで2004年35号。3年経つとラインナップも結構入れ替わっています。

表紙のボーボボの圧がすごい。

そして順位は……

1. ボボボーボ・ボーボボ

2. DEATH NOTE

3. BLEACH

4. ONE PIECE

なんかまあこんなもんですね。っていうか今回紹介した三冊中二冊において、ボーボボONE PIECEの掲載順1~3位入りを阻止しているという事実に驚いています。

 

そして完全に後出しですが、個人の方が週刊少年ジャンプの全作品の掲載順位をまとめて無料公開している、とんでもなくすごいサイトがあります。

www.jajanken.net

こちらのサイトを見ればONE PIECEは最初こそ中堅順位だったことがわかります。

社会学者を名乗るなら、古いジャンプを探して買って読めとまでは言わないまでも、こういったサイトをちゃんと見てください中山淳雄さん……(適切に調べていないのが丸わかりな『人気順での〜』表記とHunter×Hunter表記に怒っているのであって、別にONE PIECEにキレているわけではない)

ジャジャン研 - 『ONE PIECE』少年ジャンプ掲載データ

 

ただ、ONE PIECEの掲載順において、1~3位以外のときを探すのは大変ということは変わりありません。

近年で1~3位以外のときは2019年45号に5位。それでも3年前。そもそもここ10年で1~3位外に掲載されたのはたったの8回。すさまじい。それに競争が激しいジャンプにおいて、20年以上も連載が続いているONE PIECEはやっぱりすごい。

だからこそデータはちゃんと書いた方がいいと思うんですよね。いかにすごいのか、わかんなくなっちゃうし。

 

というわけで今日のブログはこんなところで締めます。

そしてHUNTER×HUNTERをよろしくお願いします。おあとがよろしいようで。

読書メモ:『30代にしておきたい17のこと』(追記あり)

休日にヴィレッジヴァンガードをふらふらしていたら、なんとなく目に留まったのでとりあえず読むことにしました。というわけで感想。

総括

言ってしまえば『20~30代の凡人のための本』です。

筆者自身はとっくに30代を過ぎた後に本書を書いたそうで、30代はこういうことがあった。周りの話を聞いてもこんな感じである。だからあなたもこういった人生のイベントが来ると想定してこれからの人生を動きなさい、というよくある自己啓発+哲学を説く本でした。

中身も例えば『自分にとっての幸せを定義しておく』だとか、『自分の親との関係を見直しておく』とか、そんな感じの内容が列挙されています。こまごまとした内容については「まあ、そういう考え方や生き方もありますよね」という具合に概ね同意できるものです。

12年前に発行された本とはいえ、どの章も読みやすいし、今の世の中の価値観でも通用する内容で、人におすすめできると言えばできる本です。30分もあれば読み終えるぐらいライトですし。

 

ただまあどこにでもあるような内容なので、誰かに熱心にこの本を薦めるかと言われたら難しいかな……。

自分はこの本を読んでから一時間後にこのブログを開いたんだけど、「はて、なにか刺さる言葉はあったかな」と思い出そうとしてもなんとなく難しかったです。

しかしながら最後の方にあった『自分の人生の最後、どうなっていてほしいか』とか『人が最後に死ぬときに思うことの大半は『家族ともっと過ごせばよかった』ということ』といった内容は、定期的に思い出しておきたい人生観だなあと思いました。

 

〜〜〜

しかしなんというかここ10年ほど、表立って野心的に生きるように説く人生哲学の本は全然見かけない気がします。

もちろんスマートに生きることも大事ですけど、なんか同じような方向を向いている人を量産していそうな。そんな薄暗さを感じます。

 

 

==追記==(9/19)

 

ちなみに私は自分自身のことを凡人だと思っております。というのも特に何かを成したということもないからです。

だから本書の内容に関して、「私はこんなつまらない器に収まらない!」(?)と斜に構えて読んだというよりかは「うーんまあ確かにこういう感じになるorなっているんだろうな」と、どこか納得というか諦めというか、特に反抗する気持ちもなく読み進めた気はします。

強いて言えば、幼い頃からなんとなく「自分は20歳まで生きているかよくわからない」という気持ちを抱いており、それは別に病気とかではなく、「大人になって働いていたり結婚していたりする自分を想像できない」という気持ちがあって、そういう意味で本書の内容を全部肯定できないなというところはありました。「え、そもそもまだ人生って続くんですか?」みたいな、

以前にもTwitterでつぶやきましたが、大人になっているかわからんという気持ちで10代を生きて、そしてなんやかんやで20歳を超えて生きている今の人生は気持ちの上でどこかサドンデスモードに入っており、「どこまでやっていいものか、やっていくものなのかよくわからない」と、どこか地に足ついていないような感覚で『大人』をやらせてもらっているという気持ちのままです。

 

そういうのもひっくるめて『いい加減あなたもここに書いてあるような、ほとんどの人にあてはまるような凡人として生きていくんだよ』という皮肉のメッセージを込めた本という意味なら、まあおもしろい本だったのかもしれないな、と思い返して追記とさせてもらいました。おわり。

読書メモ:リーダーの作法 ささいなことをていねいに

『リーダーの作法 ささいなことをていねいに』を読んだので感想。

背景

自分はリーダーではないけど、リーダー職に就いている人から「どうしたらいいかね〜」と相談(あるいはぼやき)を聞かせてもらうことが多いので、そういうときに「そういえばこちらの本では……」という具合にお話できればいいなあと思い、読むことにしました。

さらに本の冒頭にある『本書の推薦の言葉』という一覧の中に、

ロップが書いてくれたこの本をチームメンバーが読んだら、なにがなんでもあなたに読ませるでしょう

ともありましたので、おそらくメンバークラスが読んでも問題のない、それどころか自分自身もタイトルにある『ささいなことをていねいに』ができるようになれる・あるいは人に薦めたくなるtipsに触れられる内容だろうと考えました。

 

結論

人にオススメする度:★★★☆☆

ささいなことをていねいにできるようになれそうか度:★★☆☆☆

 

感想

本書はNetscapeでマネージャー,Appleでディレクター,slackでエグゼクティブを経験した著者が、それぞれの立場に応じて求められる振る舞いをエッセイ形式で紹介しています。

目次に書いてある表題については響くものが多く、内容によってはメンバークラスでも参考になるものもありました。

個人的にオススメする章は

8章:ランズおすすめの時間節約術

『ちょっとしたことによって、日々1秒1分と節約できます。それができれば、その時間で何か別のことができますよね。是非いまからやりましょう』と、やや強引な語り口ながら、非常に細かいtipsを紹介しています。例えばブラウザで一度に開くタブは常に10個以下にしましょう、といったものです。

それはなぜそうする必要があるのか、それをやることでどういった恩恵が得られるのかといったことを丁寧に書いているところ(それはこの章に限らず他のところでもだいたいそうですが)は、読者に寄り添っている印象を受け、率直に良いなと思いました。

 

章の中で紹介されている項目を実際に読者がやれるかどうかはともかくとして、小さいことでも頭を消耗させるようなことはなるべく日常的に排除しておくということは大事だと改めて考えさせてくれます。

 

10章:青テープリスト

『人が新しい環境におかれたとき、違和感を受けたものはすべて気になるもの。』という前提に立った上で、それらについてどう対処するか?という章です。

でも、そのすべてに対していますぐ直すように取り組むのではなく、それら違和感のあるものについてすべてリストアップしてから、さらに一ヶ月ほど置いて、またそのリストを読み返すことをこの章では勧めています。

そうすると、それらのリスト項目のすべてがすべて緊急性のあるものではないということに気付けるか、あるいは自分自身がその環境に馴染めて、視野が広がっている可能性があるから。という提言でした。

しかしここで重要なのは、リストアップした項目については『すべて修正する』という面持ちでいること。なあなあにしてはいけない、自分の心を騙すことになるから。といった具合に締められていました。

 

確かに新入社員や転職したての人にとっては、新しい環境において気になるところは必ず出ると思うので、リーダーと共に『これらは〜〜〜という理由で修正する』という共通マインドを持っておくことは心を健全に保ちやすいのかなと思います。

 

29章:ランズ流仕事術 

29.5の気質と正誤表に関しては、リーダーだけでなくメンバーにもやるとよさそう。価値観トランプや、私取説に近いものがあります。

たとえば『もし私がミーティング中に30秒以上スマホを操作していたら、何か言ってください。私は気が散っています』といった、その人に関する説明を列挙するように促しています。

「確かにこういうのリーダーもメンバーも提示してくれると楽だよね〜」と思いました。

 

しかし薦めにくい理由

著者は基本的に、チームの円滑化のためにメンバーと1on1を推奨しています。その1on1における態度を丁寧に書いています。

とにかくとことんまで1on1をやるように。会話の回数はもちろん、1on1では愛を持って、我慢をして。相手に任せる。そして場を沈黙が支配するならどのように話を進めればいいか。リーダーである自分にとって不利益な話を流された時、どのような態度でメンバーに接したら良いかといったhow toが書いてあります。

 

能動的にこの本を読むリーダー職の人なら『ああなるほど、こうすればうまくいくのかもしれない』『こういうときはこういう態度で臨めば良いのか』という具合に何かしら知見を得られると思いますが、受動的に「この本にこんなことを書いてありました」とメンバーから薦められて読んだリーダーの場合、皮肉か嫌味を言われているかのような気持ちになるのではないかと、容易に想像ができてしまいました。だから薦めにくいです。

さらに一歩踏み込んで、それでもまだ人の話に傾聴できるリーダーが読んだとして、『リーダーってこんなにやらなきゃいけないの!?』と悲鳴をあげるんじゃないかと思いました。ちょっと同情してしまう。

けどそれがリーダーの仕事ですよと言うのは簡単です。けどそうじゃないじゃん……?

 

あと日本の企業文化と馴染まなさそうだと思いました。メンバーから有益な話を引き出せるようになる・あるいはパフォーマンスが向上するようになるまで何度も1on1の予定を入れてもいいところなんて、ごく稀じゃないかと自分は思います。

ほとんどの場合、上長に「すみません。メンバーに対して1on1をやりたいです」と工数交渉をする段階で「そんなことより手を動かした方が早いんじゃないの?」といった具合に、説得に失敗するんじゃないでしょうか。だからちょっと馴染まない人(文化)にはとことん馴染まない可能性もあります。

 

なにより、リーダー自身が1on1の効果を確信できていなければ1on1をやってみようという気持ちにはなりにくいとも想像できてしまい、全体的に『1on1推し!』という風潮が前面に出ている本書を薦めにくいなと思いました。(ただ採用に際しての心構えは、興味深いかなと思いますが)

 

あと個人の好みの問題で、(おそらく原著もいまいちなのだろうけど、)翻訳が馴染まなかったです。

翻訳者の人は指示代名詞をそのまま訳しがちのところがあるようで、一度頭の中で英語に置き換えて「たぶん本当はもっと軽いイントネーションだったはず……」と考えながら、あるいは何度も文章を往復しながら読まないといけず、やや負担でした。

(deepLとomegaTが翻訳の際に役立ったと書いてありましたが、なるほどな〜と合点がいきました)

 

もう一つ加えると、他のオライリー本と少し違って「じゃあちょっとこれやってみようかな」と思えるほど、熱狂的にはさせてもらえなかったのもマイナスポイントでした。

おそらく具体的なエピソードを取り扱いすぎがゆえに、その状況を想像するだけで読者はすでにげんなりしてしまい、気持ちが暗い方向に引っ張られてしまっているからだと思います。ハッピーエンドな方向になることが示唆されていれば、少しは気持ちが向上するかもしれないですが、ほとんどの章は『このときリーダーであるあなたはこうしなさい』という命令口調あるいは圧のあるものが多く、そこらへんもリーダー職の人に薦めにくいと思いました。

 

感想まとめに入りたい

最後の方はネガティブポイントを列挙してしまいましたが、構成がどこから読んでもいいというスタイルになっているので、何か煮詰まった時にパラパラと読み流すために置いておけばいつの日にか役立つこともありそうな本だとは思います。

それに自分自身も立場が変われば今度は共感や納得を持って読み進められるかもしれないので、また時間が経てば読み返したいです。

 

それにしても文が書けなくなってきた

文が破滅的に書けない。

昔の方がまだスラスラと情を乗せて書くことができていた気がする。

 

色々書けない理由はあって

1.  最近後輩から「みたぬさんの文は起承転結型なんですよ。全体を通して読むとわかるんだけど、各章が独立しておらず、説明には全く向いていない」と言われたことが非常に刺さっていて、それを直したいと思うとなかなかうまく書けない(気がしている)。

2. 今のインターネットは下手なことを書くとどういったことが起こるかわからないので、沈黙は金……という気持ちで筆不精になっている。

3. 年齢に応じた表現がしたいと思っているのだけど、選ぶ言葉が非常にチープというか軽く響くことが多く、書いていてどうにもしっくりこない。

 

こんな感じです。

語彙力を増やそうとなるべく本を読む時間を増やしているのだけど、読めば読むほど袋小路にハマっている気がします。

(まあこの程度の文章ならスラスラと書けるんだけど、何かしらの分野についてバイアスをなくして自分の意見を書くというのが本当に下手で、下書きに溜まっている文章がたくさんある……)

なんかいいコツあれば教えてください。

5年の振り返り

きっかけはslackの仕様変更

slackの仕様が2022年9月1日から変更されることになりました。

さらにプランの利用上限もシンプルになります。これまでフリープランでは、メッセージ数 10,000 件、ストレージ容量 5 GB という制限がありましたが、今後は過去 90 日間のメッセージ履歴とファイルストレージを無制限に利用できるため、チームはいつ上限に達するのか心配する必要はありません。フリープランを活用しているチームでは、ほとんどの場合、制限が 90 日に変わったことでアクセスできるメッセージ履歴が増えるでしょう。過去 90 日間にどれほど Slack を使っていても、その間の履歴には必ずアクセスできます。

参考:Slack 初の料金改定とフリープランの内容変更のお知らせ | Slack

 

私は家庭連絡用にslackにスペースを作っていましたが今回の変更によって、過去90日を超えた分のログは見られなくなるため、慌ててログをエクスポートしました。

実はその中にこっそりと『目標/やりたいこと』というチャンネルを作っていて、遡ると5年ほど前から色々と書き込んでいました。

せっかくだしこの5年で達成できたものがあるか、それはどんなものか、そして何が達成できていなくてそれはどうして達成できなかったのかを振り返っていきます。

 

振り返り

やれたこと:

貯金、資格を取る、料理、健康的な習慣を続けること、手続き など

 

やれなかったこと:

ダイエット、海外旅行、部屋の掃除、人と持続的に仲良くすること など

 

ざっくりと書き出すとこんな感じでした。

 

やれたこと編

貯金については気づいたら目標額を超えていた。というか、使わないで働けばあっさり達成できる額であった可能性は否定できない。

もう少し自分の収支バランスを踏まえて高い目標を設定してもいいのかなと思いました。

 

資格について。本当に欲しかった資格はまだ取れていないのだけど、この5年で原付と小型特殊免許をとった。(なお一度も公道で運転はしていない)

新しい分野についても勉強すればちゃんと資格が取れるんだなという自信はついたので、今後もいろいろな資格取得を目指したいと思います。そして取りたい資格もちゃんと取ります……(申し込みし忘れた)

 

料理は在宅勤務のおかげで機会が増えたからやれている。やっぱりやらざるを得ない状況に置かれると人って変わるよね……。あと最近でいうと某チェーン店のナメクジ騒動を見て、「外食こわいなー」という気持ちが増したので、さらに自炊率が上がりました。

最近気に入ってよく作るのはこちらの鶏つくねです。材料が少なく手間も少ないのでおすすめ!

www.kewpie.co.jp

 

健康的な習慣については、雨の日でない限りは毎日8,000歩以上歩いています。

最近だとコミケに備えて体力づくりのために30分以上走っている習慣が今も続いていて、いい健康習慣になっているんじゃないかなと思います。

とはいえ仕事が忙しすぎてろくに睡眠が取れない時期もあったので、睡眠だけは本当に気をつけたいと思います。はい。

 

手続き。

昔から夏休みの宿題とか提出できないと不安でしょうがないタイプの人間だったので(クオリティはさておき)、公的/私的な手続きは結構スムーズにかつ優先度高くやってこれています。これは今後も維持したいです。

 

やれなかったこと編

ダイエット。そもそも目標が高かったので、実現するには自分の食事量と運動量を相当厳しく調整する必要があったと思います。

そこに至るまでの道筋をきちんと立ててもいないのに、そりゃ実現できるわけないよね、という感じ。

なんというかそれがいいか悪いかは別として、「絶対こうなりたい!」という強い意志力もそこに割く意識リソースも低かったように思います。

 

海外旅行については、行こうとしたタイミングでコロナがどうこうみたいな世の中の流れになったのでこれは不可抗力ということにしたい。けど上に同じように、やっぱり「絶対行きたい!」という気持ちはそこまでなかったかもしれない。。。

でも国内で言えば京都、沖縄、北海道などそれなりに足を運べたので、それより前の5年と比べると進歩を感じられます。

 

部屋の掃除については、、、これに関して自分でも驚くほど色々とみっちり目標を書いていた。

このジャンルグッズについてはもう整理するだとか(できてない)、もう少し机周りを綺麗にしたいとか(できてない)、このDVDは観たら人に譲るとか(まだ家にある)、本当に驚くほど部屋の掃除や整理について考えていたのかと思い知らされてびっくりしている。

(ちなみにそんなに汚いの?と言われそうなので答えると、なんていうか情報量が多い部屋なのです。そこいらにハンターハンターだのカービィグッズだのが所狭しどころか縦横無尽に飾られている。)

もう少し片付けたい、というか、整理しないといつまでたっても脳や目標のほとんどが「掃除したい」に占められてしまいます。よくない〜〜〜。まあ断捨離をしているので、これはもうじきよくなると信じたいというか思い込みたい。

 

人と持続的に仲良くすること。

結論から言えば、5年前と今とを比べると付き合う人は結構変わったと思う。そういう意味では持続させられていない。

けれど一方で、昔からの繋がりのある特定の人たちとだけずっと仲良くしているかと言われればそれだけでなく、この5年で他にたくさんの出会いもあって、その中でありがたくも好意的に接してくれる人もいて、マイナスだらけというわけではないと思うんだけど、どうかなあ。

あと自分の至らなさのせいだけで今までのように仲良くすることが不可能になりました、ってことも全然ないよなあってことにも気づいた。(たとえば仲良くしてくれていた人が結婚して、その人には家庭ができたわけだし今までのように気軽に飲みに行こう!とは誘いにくいといったことは当然あるわけです)

 

というわけで、そもそも目標が曖昧かつ不適切だったと思います。自分でコントロールできる範囲にすべきでした。たとえば『極力波風を立たせないようにする』だとか『火中の栗を拾いに行かない』とか、『この人/組織まずいと思ったらすぐに退く』、『思うところあっても、少し自分の中で整理してから発言する』とか、こういう目標だったのかもしれない。気をつけようね。はい。

 
Q. さて5年の振り返りをしましたが、振り返ってみて成長できてますか?

さすがに5年も経っているおかげで、成長している部分はあるように思います。ただし伸び率でいうと、目標設定があいまいだったことや目標に至るまでの筋道を最初にしっかり立てていなかった問題はあるにせよ、満足はできていないです。

 

これから必要なのは、自分の今の能力や立ち位置をしっかり客観視した上で、自分をどうセルフメイクしていくか、地に足つけて日々を過ごすことなんだろうなと思いました。

なんかこう書くとすごく堅苦しいけど、でもやっぱり地に足つけてまた目標を立てていきたいな〜と思います。

 

断捨離をしている話

断捨離している

最近の日記でもグッズを集めるのをそこそこにしているということを書いた気がするけど、ここのところグッズをはじめいろいろなものを断捨離しています。(いろいろといっても、グッズを手放している比率が圧倒的に高いけど)

 

グッズを手放していることについて

部屋に物が多すぎるとはしょっちゅう意識しており、さらに色々思うところあって、「グッズが自分の生活や人生を助けてくれるわけではない」という気持ちになりました。中学生頃の自分が聞くとびっくりする価値観の変化だと思います。(なにせ自分のお小遣いのほとんどは常にグッズに投入してきた人生だったので……。)

 

もともとコレクター(気質)になったのも、『それそのものが欲しかった』というよりも、『何か満たされていない感情があって、その気持ちを紛らわせるために集めていた』ことが多かったんじゃないかなと述懐しています。(もちろん本当に欲しくて手に入れることもたくさんあるけど、自分の場合はいわゆる箱買いや併せ買いが多くて、推しキャラ以外も手元に持ちがちだったりする。)

過去の日記を読み返していても生活が充実しているときは「これは今の私にいらない」といった判断ができているようだけど、無性にイライラしていることがあると途端に机周りや家中に色々と置き始めている気がします。いかんことです。心の乱れは部屋の乱れとはよく言ったもの……。

 

いい意味で他の人と比較する

それこそTwitterやインスタを眺めていると、何か特定のジャンルのぬいぐるみやフィギュアを綺麗にガラスケースや棚に飾っている人をたくさん見かけることができて、一方で自分はその領域まで至れてないし、現状だと今後もそうすることは可能性として低いだろうと思いました。持っているだけで満足しちゃっているというやつです。

同じように趣味のものを集めている人たちの話を聞かせてもらっても、「自分はこの人たちほどグッズを大事にできているわけじゃないな」ということに気づけたのも大きいです。

具体的な話をすると自分の場合、グッズを手に入れたけどもったいなくて開けられないままでいることが多く、箱やビニールのまま飾っていることがザラです。でもそれって本当に物を愛しているのかというか箱を眺めているだけで実体がよくわからなくなっているし、物に対して健全じゃないんだろうなーという気持ちになっていました。

しかし他の人たちは「これは買ったらどこどこに飾る!」「これはこういうときに使う」とちゃんと決めてから買っている。すごい。えらい。最近そういう人たちに物をよく譲っている。

 

いろいろな考え方や消費に触れた

他の人って何にお金使ってるのかなーと自分なりに色々と考えを聞かせてもらったり、本を読んでみたりしている。

その中で一番自分からかけ離れていて興味深いと思った考え方は、仕事で会計管理をしている人から聞かせてもらった「経費で落とせるもの、落とせないもの、税額控除されるもの、されないものを知っていると何に消費をすべきか適切な答えが見える」というもので(細部はちょっと違うと思う)、自分に足りないものはこういう考え方なんだろうなと思った。(減価償却とか投資効果とかたぶんそういう知識です。)

 

とはいえお小遣いを全力でグッズに投入してきたような自分がいきなり100%そうするのはやっぱり難しいので、最近は『今の自分』が欲しいものかどうか、でよく考えるようになった。

『今の自分』について、これを適切に書こうとするのは結構難しいけどむりやり書くなら『過去の自分なら絶対買ってただろう』、『未来にこれを所有していない自分を考えたとき、きっと後悔してる』と考えるものではなくて、『今の自分がこれを必要だと思って、せめて一年はこれを手に入れたことを喜んでいられる自分』という設定をした。

たとえば自分は中古ショップやフリマアプリを眺めるのが好きで、中高生ぐらいのときに手に入れられなかったグッズを見かけると「欲しい、買っちゃお!」と勢いで買うことが多かったのだけど、最近は「それって過去の自分が欲しかったものだよね?」と立ち止まるようになりました。

で、過去の自分が欲しかったし実際に今の自分もそれが欲しいと考えても、『未来』にそれを持っていて喜んでいられるかなーというところを考えられなかったらやめよう、というところまで考えるようになりました。未来といっても漠然とした20年30年先を考えるのではなくて、1年先ぐらいならまあ想像できるだろうと考えた結果、「これはたぶん買っても一年も嬉しいという気持ちは保たないなあ」という自制心が働くようになった気がします。

 

あとよく聞く「今買わなきゃ後悔する!」という考え方もすごくよくわかるんだけど、「じゃあ未来に欲しくなったそのときに買えばよくない?」という考えにシフトされた気がします。限定品は割高にはなっちゃうだろうけどいずれメルカリや中古ショップに出るかもしれないし、もし手に入れられなかったとしても「縁がなかった」「自分が持つにはふさわしくないのだろう」と割り切るのも大事だなあって思うようになりました。このへんは大人になりました(自画自賛

 

手放す

とはいえ顔がついているものを捨てるのは結構つらい(真顔)

けど私と同じようにグッズを集めているフォロワーさんとお話しした際に、「私が持っているもので、他の人の方が大事にしてくれそうならお譲りする」といった価値観を聞かせてもらったことや(自分の感情でなく物の感情を考える的な、若干スピリチュアル精神っぽいけど結構気に入っている)、あと以前に「自分にとって必要で無いものを持ち続けるとメンタルにアヤがつく」的なことを仰っていて、「そうだよな〜」と思って真似しています。

確かにちょっと気に入らないものを持ち続けると知らずにメンタルポイントを消費している気がして、微妙なエピソードがついているもの、たとえば持っていて嬉しい気持ちよりも「これは嫌いな奴も同じものを持っているんだよなー」という感情の方が上回ったら捨てるとか、そんな感じにしていったらそれなりに減らせている気がします。

あと最近読んだ断捨離の本で、「キャラクターグッズとはすべてが『主役になりたいモノ』です。家の主役は自分や家族であり、キャラクターたちではありません」と書いてあって、「あっ、それはそうだ」という気持ちになれて色々捨てられるようになった気がする。

完全余談ですけどこの文章のいいところって、『あなたの人生の主役は〜』って書かれちゃうと「いや、私の人生は**に捧げるためにある」と考える人にとってはとにかく刺さらないと思うんだけど(実際自分もそういう時期があったのでわかる)、「家の主役は〜」という主語にされると、「確かにキャラクターグッズは我が家の主役にはなれないな……」という不思議な納得感を得られたのでありました。自分が家にいて、次にキャラクターグッズが家にあるというのが自然といいますか。そんな至りです。

ちなみに引用元はこちらの本です。シンプルな文体で書かれているのでおすすめ。

あとは色々な人に声をかけたら、意外と「あ、それなら引き取りたい」って言ってくれる人も多いことに気づいたので譲ることも増えた。ありがたい。

 

まとめ

そういったわけで最近はいろいろと物を手放しつつ、空いたスペースをどう使うか考えています。

集中できる部屋に住みたい〜〜〜