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ブログが書けない

ブログが書けない。ほんま書けない。

書きたいテーマはいくつかあるし、それらの中には自分語りやら主観ながら「あ、これはインターネットに残しておいた方がいいやつや」と思えるものも含まれている。

けどブログが書けない。

色々理由を考えてみるけど、文章が書けないことに気づく。

 

たとえば、「先日、D23に行ってきました」で書き出す。

すると「あーでもD23ってなんのことなのか、想定される読者の中では把握している人が少なそう。じゃあ説明した方が親切よね。すると公式サイトのURLを引っ張って来て、写真も持って来てー、、、、」で、すでに10分は消費する。私が書きたいのはD23ではやたら並んだとか、その中で出会った人との素敵な話とかイベントがすごかったとかそういうことなんだけど、ここまでたどり着けない。

 

そしてそれらを説明しだすと、とにかく文章が長くなる。読みにくい。

特に今の世の中はスマホ文化が浸透していることもあって、シュッとスクロールしつつ読めるレベルの、読み手にとって苦痛のない文章を求められがちである。自分だって文学的表現をなるべく落としたような、簡潔な文章をブログには求めがちなのに、どうして自分だけが延々と長く、けして美しいとも言い切れない文章を書こうという傲慢な心を維持できようか。けどもうこの文章の時点で長い。なるべくやらないようにしているんだけど、いかにシンプルに書いて意図が伝わるようにするか、死ぬほど頭を使って疲れる。自分でもどうしてこんなに長く書いてしまうのか不思議。

 

もちろんどうしても文章を長く/短くしなくてもいいんだけど、「私はきっちり説明したい」。この欲求が高い。じゃないとマサカリを投げられる確率が高くなりそうで怖いからだ。単純な間違い(たとえば誤変換とか)を指摘されるのはありがたい。でも全く知らない人から「こいつの文章えらそうで嫌い」「わかっています、みたいな体裁の文章が気にくわない」などと刺されてきたのに、ヘタに安易な文章表現を用いて、見知らぬ他人にむざむざと刺される要素を与えたくない。とか書くと「調子に乗っているんじゃねーよ、おまえごときの文章なんて誰も読まんわw」とかいって刺されるんだろ、わ、わかっているんだからな。こんなことを考えつつ、的確に言いたいことを伝えられるような文章を探るまでが、長い。

 

そしてなんとかそれらの障害をも乗り越え書いていると、だんだん気恥ずかしくなってくる。

過去の文章を読んでいると「あああああああああああ、おまえほんま何様だよ!!!」と思うことがたくさんある。その文章を書いている時点の自分は、その状況下なりに一生懸命考えているんだろうとは理解できるけど、それでも恥ずかしさは込み上げてくる。そんなコンテンツをインターネットに残しておくことはつらくなるということを、自分はじゅうぶんわかっている(つもりだ)。だから書いていくうちに、「これは本当に今後の自分にとってもよいアウトプットになりえるか?」と、ついつい考え始めて止まってしまう。もちろん、そういった恥ずかしさや照れを乗り越えられる人が強いともわかってきている。けど、書けない。

 

もうちょっと気楽に書いた方がいいともわかっているんだけど、考えてしまう癖が抜けない。そうこうして、ブログを書くための勢いが抜けていく。

うーん、ブログが書けない。(ちなみに、この駄文も推敲をして30分かかっている、もはや向いてないのかもしれない)