英語でのコミュニケーションの壁が見えてきたっぽい
英語むずい。
のちに笑い話になるといいなーと思って、いまの現状を書いていきます。(他の人からすればレベルがアレとか言わないでそれ)
*きみどんな人なの
英語はふつーに中高大こなしてきた程度です。高校がオーストラリアの高校と姉妹交流していたことから国際教育もとい英語教育に力を入れていたので、正直高校三年のときの方が語彙力も文法も諸々すごかったんじゃないでしょうか。あくまで日本基準で。
もっと詳しく言えばセンター英語過去問やってもノー勉で6割以上はキープしてました(早口)(マウントオタク)(コーナーで差をつけろ)
無論、今は無理です。かなしいね。
*なんで英語やってるの
これはもう率直に、必要に迫られているからです。もっというと自分が今いるところは日本語を母国語としない人が半数以上なので、「あれーこれどうやればいいの?」ってひとつ尋ねるのにもいちいちスマホ取り出してGoogle翻訳にかけるのは時間のロスに思えてきました。というわけでどう考えてもやっぱり英語喋れた方がいいね。はい。
*第一の壁・リスニング
まず、英語が聞き取れない。早いとかじゃなくて、コミュニケーション言語として耳が認識しようとしない。
きょうび英語なんて、街中に溢れてるじゃないですか。それこそJ-POPの上位タイトルだってほとんど英語入ってるじゃん? でも耳が認識しないんですね。
なんかもう
「@&*☆+`¥〜〜!?!」
みたいな。耳が慣れていないとかじゃなくて、聴こうとしなかった。これに尽きる。
たとえば私はカーペンターズの楽曲がすごく好きなんですが、
「えーびーしゃらららーーえびうぉうぉうー」
こんな感じで、音で覚えてる。言語としてみなしていない。なんかの音。
でもこのへんの問題は、会話をこなすとわかってきます。
まず向こうも「あ、こいつ英語できねえんだな」と認識してくれるから、ゆっくりわかりやすい英語を喋ってくれる。
そうなると、
「@&*☆+`¥〜〜!?!」
も
「Hey, have you ever nice vacation?」
とか聴けるようになってくる。手加減してくれてありがとうな。おれはこの前宇多田ヒカルさんのライブに行ったよ。(単なる自慢)
*第二の壁・スピーキング
喋れない。単語がパッと出てこない。
さっきの「Hey, have you ever nice vacation?」にしたって、ドラクエの主人公じゃないんだから「Yes!!」だけ言っているわけにはいきません。
でも相手はせっかくコミュニケーションを取ろうと「やあ、君は素敵な休日を過ごせたかい?」なんて、「Hey」までつけて和やかにしてくれているんだから、なんかいい感じに返したい。
よーしまずは日本語じゃ、「そうねえ、私は宇多田ヒカルのライブに行ったよ!」これを英語にするぞ!!!!
………………………
「そうねえ」ってなんて言うの????????
わからん。Let me see, とかがそれにあたるのかな、いやわからん。(※wellあたりがよろしいです)
でもそこは会話に重要なところじゃない!主語・動詞・目的語だ!!!
「I went to LIVE……of Utada………」
ここで気づく。「宇多田ヒカルのライブ」ってどう言うの???
喋っているとき、前置詞やらなんやらがびっくりするぐらい出てきません。使い慣れていないっていうのが大きいのかもしれない。
これは語彙力や自分が言いやすい言い回しをもっと身につけないと。そんなことを思います。でもまあこのへんもなんとかなる。練習あるのみです。
*次の壁に行く前に余談
ライティングはどうですか、と聞かれた気がする。今はぐーぐる翻訳が優れているので日本語→英語→日本語にすればだいたい通じることがありがたい……。
どう考えてもおかしい言い回しをぐーぐる先生が提示しているなって思ったら、自分が使いたい文法でググって「あーやっぱりこっちの方が意味通じそう」ってなってから適宜修正すればいいし、それでも相手に伝わらない場合はおそらく相手は質問してくれるし、ことばとは相手と創り上げるものだなあとしみじみ感じます。
ただしぐーぐる翻訳にかける大前提として、きれいな日本語を考える必要ができました。
日本語の構造としてよく指摘されますが、主語を飛ばして考えがち・文の順序が雑でも通るので、翻訳にかけるときは気をつけています。
*文化の違い
今はここでつまづいています。
言語が思考を作る、とは誰かが言っていた気はしますけど、どの言語もクセがあるのは間違いないんじゃないでしょうか。
まず日本語の大きな特徴として、敬語があります。
だからたとえば、目上に向かって「それをやるのは無理じゃね???」とは言いませんね。口頭にせよ文語にせよ「それをやるには、さすがに私には荷が重いです」といった言い回しをしませんか?自分はします。
だから日本語→英語変換するときも、「あれ?この状況でこの単語の選び方ってもしかして失礼じゃないか???」とドキドキして、タイムラグが生まれます。
まあネイティブじゃないんだから完璧に文化を理解するのは厳しいんですけど、「Do you understand?」がさすがにNGなのは知っている程度の英語力なので、そういうのもなるべく尊重したいじゃん。したいんです。
あとこれは英語→日本語にも言えて、誰かが「I want to ~」って言ったら「おっ、I'd like toより強い意思の現れなんだな」って思うじゃないですか?思ってくれ。
でもそれがために、たとえばslack上で行ったディスカッションで「よーしそろそろ終わりが見えてきた!」というときに、「I will not want to do like that.」とか書かれちゃうと「おまえ喧嘩売っているのか」と思えちゃいませんか。思いました。喧嘩になりました(英語力+1、コミュニケーション能力ー888)
ちょっと話が逸れるんですけど、日本人は議論が下手というか、同調を求める傾向があると言われがちですけど、自分の中にもそれがしっかり根付いているのだなと上の一件で気づかされました。
その人は「そのプランには問題があるように思えるから、そんな風にはしたくないなー」って、まとめの段階に入っていながらも指摘しました。
もしこれが私なら「まあもうまとめに入っているし、問題があるなら上の方で撥ね付けてくれるだろう」とスルーしていた気がします。
なぜって? 指摘したところで「いま言うな。もうすでにプランはまとまっているんだ。指摘するべき段階で指摘しなかったのはきみの手落ちだ」と説教されるからです。もっといえばチームメンバーにも白い目で見られるかもしれません。
良い・悪いをひとまず抜きにして、そういう経験が私にはあるので、言わぬが華銀は雄弁沈黙は金なり根性が染み付いているようにつくづく感じさせられます。人間性の問題だとも思いますけど、皆さんの周りはいかがですか……?
(まあ下っ端がそんなんだから指示する側のタスクが増えるとかは別問題なのでちょっとスルー)
日本語・英語の優劣を議論できるほどの脳みそも持っていないんですけど、とにかく英語ってアグレッシブだと思います。
もうひとつエピソードを。
私はツイッターでゲーム関連の、特にグッズに関するツイートをしばしばします。そのため、そこそこ国内外問わずリプライが来ます。
おそらく日本の人からだと「FF外から失礼します。こちらどこのお店で買えますか?」とリプライ。返事をすればイイネ付きで「ご丁寧にありがとうございます!今度行ってみます!(実際行けるかどうかはともかく)」という具合に返してくださる一方で、
英語圏の人だと「I want to go to this shop!!!! Where!?」っていきなりリプがきて、返事をしても特に反応なし。
私も日本で育ったからかやっぱり前者の方が好感を持てるんですけど、でも前者だってコミュニケーションコストがやっぱりかかりすぎという指摘もわからなくもありません。
なんかまとまりがないんですけど、現在はそういうところに戸惑いを覚えます。
冒頭にもある通り、基本的に英語むずいなーって思っています。
でもやっぱり改めて「喋らないとお互いわかりあえるわけないなー」というコミュニケーションの原点に立ち返ることができているので、以前より意識が前向きになったんじゃないか、などとポジティブに考えてはいます。
英語がんばるぞーエイエイオー(←これ英語ですかね?)