みたぬメモ

地味にメモ

ネットでも日記を書く癖をつけたい

思考のアウトプット

日記にしているノートには毎日「今日起きたこと」を記録として記しているのだけど、「今日どんなことを考えていたのか」ということまで詳細に書いていません。ノート日記の運用に関しては「あれはいつにやったっけ」とのちに振り返るために書いているのでそれでいいと思っているのだけど、一方で「思考のアウトプット」がじゅうぶんでなく、それによって起きているデメリットを近年強く感じるようになってきました。

デメリットですが具体的には

  • 外部に向けてアウトプットをしていないことによって、適切な表現を用いて相手に伝える技能が落ちているのではないかと不安に思うことが増えた。
  • 思考だけが先走りしてしまい、細かい感情面を自分の中で落とし込むことが難しくなっているように感じられている。結果、相手に物を伝える際に迷うことが増えた。
  • 文章をまとめる時間が以前より増えた。

ということで、時間のあるときは積極的にブログを活用してこれらの能力向上に努めたいと思いました。

今日やっていたことからの考えていたこと

キングダムハーツ20周年コラボのアルトニアへ

洗濯をしてから東新宿へ向かった。一人用テーブルに案内されたが、初日と比較するとテーブル配置が微妙に違っていた。なぜだろう。

アルトニアはコロナ禍以前以降でスタッフがほとんど入れ替わっており、そのせいかスタッフのクオリティが落ちているように思う。例えばハイティーセットに付属していたお茶をソーサラーに思いきりこぼされた状態で供給されたり、何度呼んでもなかなか店員が来なかったりといった具合で、以前はにこやかに色々と丁寧に接客してもらっていた分、そしてアルトニアはスクウェアエニックスのゲームを身近かつ親しみを持って感じられる空間であると思っているため、そういったことで自分の中におけるスクウェアエニックスへのイメージが落ちていることを残念に思っている。

靖国通りを歩いて日本棋院へ向かう途中に考えていたこと

今日は暑いという報道があったが、アルトニアを出る頃は天気がやや曇りになっていた。 そのこともあり、明治通りから靖国通りを歩いて市ヶ谷にある日本棋院へ向かった。近隣の店では週刊碁を扱っている店がなく、市ヶ谷にある日本棋院へ向かうしかないことと、最近ちょっと体重増加が気になっていたので積極的に歩いている。 明治通りにある花園神社には出店が出ていた。どうも例大祭らしい。 靖国通りを市ヶ谷方面にひたすら歩いている途中、主に二つのことを考えていた。

  1. 北海道の開拓使における札幌女学校のあり方について
  2. 靖国通りを通る以外に、新宿から市ヶ谷へ向かうルートについての模索

1.については、今週北海道に行った際に時計台に設置されていた資料を読んでから、ここずっと考えていたことだった。資料の中には札幌農学校はもともと札幌女学校の構想計画があったものの、札幌女学校に通うものの条件として「卒業後5年間開拓使として勤務すること・北海道在籍者と結婚すること」といったものがあったため、転学者が続出して、さらに他の事情も相まって札幌女学校は二年ほどで廃校になったとのことだった。 自分はこの資料を読んで「当時の女学生はわがままではなかろうか」という一次感想を抱いた。わがままというのは、仮にも国費学生という名目ならば、ある程度の義務を果たすのも道理ではなかろうかという感情から来ています。 もう一つ噛み砕けば、そういう身勝手な振る舞いをした先人者に対して、「これだから女は」といった批判される要素を同性が作ったことについて怒っているのだと思う。なにせ同じような境遇である札幌農学校に男子学生は通い研鑽に励み、現在の北海道なり北大の礎を作ったのである。なぜ男性がやれて女性ができないのだろうか。 まあ別に自分がそのことをダシにして怒られたことはないので、そのことについて不快に思う必要はないかもしれません。けれどそういった事実があり、それが同性によって作られたということは単純に自分を含む後世の人間に対して迷惑だなというところまで考えていました。

そして今日靖国通りを歩いていてもそのことを考えていたのですが、「そもそも当時の日本の背景として、恋愛結婚などほとんどできないはずだが」ということに気づきました。つまり当時の女性たちは親や周りに言われた通りの結婚をしており、結婚は当人の自由意志でできる時代ではなかったということです。それにも関わらず、「北海道在籍の人間と結婚したくない」とはどういうことなのだろうか……といった違和感を受けた。 このあたりについて納得できる答えを持つには、明治時代の文化について調べる必要があること、しかし調べたところで一度抱いた「迷惑」という感情を払拭するほどの納得できる答えを得られるのだろうかといったことを考えながら歩きました。おかげで頭が痛くなってしまった。

もうひとつの2.についてですが、これは上に比べるとライトな話です。

自分の中で市ヶ谷に向かうとき、

  1. 都営新宿線で向かう(自分の最寄駅から直通なのでこれが楽)
  2. 新宿からJR
  3. 新宿から靖国通りを歩いて向かう

という主に3つのルートがすぐに思い浮かびます。 しかし靖国通りを歩くルートはすでに3回ほど経験しているため、少々飽きてきました。 最初のうちこそ「防衛省は大きい」だとか「ここにオライリージャパンがあるのか」といった驚きに満ちた発見があったのですが、いかんせん新宿からあまりにもまっすぐすぎる道で、特におもしろいものも多いわけではありません。強いて言えば市ヶ谷から新宿まで歩く際は「せっかくだし御苑に寄ろう」「あえて靖国通りを歩かないところを向かおう」と色々歩いてみたのですが、それも自分の中で「ここを歩けば新宿に着く」というものが定着してしまいました。

そういったわけでもう一つなにかルートがないものかとちょっと考えていたのですが、そういえば今年の5/5に御苑の千駄ヶ谷門から出て、神宮球場に向かい、そこから千駄ヶ谷駅に戻って電車に乗り、市ヶ谷駅に向かったルートを思い出しました。 靖国通り沿いに歩くルートと比べるとおそらく長い道のりになるでしょうが、総武線沿いに歩いて市ヶ谷に向かうのは新たな発見があるのではないかとか考えていました。 今度ルートを調べてみたいと思います。そもそも地形的に達成できるのかどうか気になるところではありますが。